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今週末の日曜に、皐月賞が中山競馬場で行われる。昨年の最優秀2歳牡馬ダノンプレミアムの回避により、弥生賞2着のワグネリアン(栗・友道、牡3)が主役候補。管理する友道康夫調教師(54)=栗東=に、愛馬の特徴やクラシック開幕戦への意気込みなどを直撃した。(取材・構成=斉藤弘樹)
--前哨戦の弥生賞は2着。初黒星を喫した
「折り合ってうまく流れに乗っていたし、競馬の内容はよかった。ダノンプレミアムは(勝負どころで)スッと反応できたので、そこの差ですね」
--セールスポイントと現状の課題は?
「(長所は)常にしまいはしっかり伸びてくれるところですね。これまですべて違う競馬場ですし、雨が降ってもどんな条件でも、結果を出してくれています。これから落ち着きが出てくれば、さらによくなってくるでしょう」
--1週前追い切りはCWコースで馬なり(5ハロン70秒3-11秒6)
「前半は少し遅くなったけど、その分最後にしっかりやったので、帳尻はあいました。落ち着きがあったし、あの(遅い)ペースでも折り合っていましたからね。成長していると思います」
--上積みも見込める
「前走は動きを見ても、いかにも休み明けという感じでした。今回は見た目もよくなっています。(デビュー当時と比べて)馬体重は変わらないけど、幅が出てボリュームが出てきました」