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【ルイビル(米ケンタッキー州)1日(日本時間2日)】第141回ケンタッキーオークス(GI、ダ・左1800メートル)がチャーチルダウンズ競馬場でフルゲート14頭によって争われ、カーワン・クラーク騎乗のラヴリーマリア(ケンタッキー州産、米=J・ジョーンズ、父マジェスティックパーフェクション)が優勝した。タイム1分50秒45(良)。1着賞金56万4200ドル(約6770万円)。8戦4勝、GIは前走のアシュランドSに次ぐ2勝目となった。
クラーク騎手は4月に56歳になった大ベテラン。JRAでは岡部幸雄騎手が53歳で天皇賞・秋(シンボリクリスエス)を制したのが最年長記録。世界では米国のW・シューメーカー騎手が56歳でブリーダーズCクラシック(ファーディナンド)、英国のL・ピゴット騎手が同じく56歳で英チャンピオンS(ロドリゴデトリアーノ)を制しているが、クラーク騎手は前走のアシュランドSが40年近い騎手人生で初のGI制覇という超遅咲き。なお、この日の観衆はレース史上最多の12万3763人だった。