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26日の京都5R2歳新馬(芝2000メートル)は、松山弘平騎手騎乗の12番人気タイセイアプローズ(牡、栗東・宮本博厩舎)が直線で抜け出して快勝した。タイムは2分1秒2(良)。
内からウインガニオンが先手を取り、外からヒルノデンハーグがこれを追走。2頭はペースを落とさず、3番手以下を引き離して先行する。離れた3番手にタマモエトワールが続き、ワールドレジェンド、ラディカルなどもこのあたりを追走。人気のオールマンリバーは中団からレースを進めた。向こう正面で、後方にいたタイセイアプローズが外から進出。3コーナーでは3番手の外まで並びかける。前を行く2頭がまだ大きなリードを保ったまま直線に入ったが、ヒルノデンハーグはいっぱいになり、ウインガニオンが粘り込みを図るところに外から迫ってきたのがタイセイアプローズ。向こう正面で脚を使っていたにもかかわらず、直線でも力強い伸び脚を披露して、堂々と差し切り勝ちをおさめた。1馬身1/4差の2着争いは、最後に外から伸びたオールマンリバーが先着。ハナ差3着が8番人気のウインガニオンだった。
タイセイアプローズは、父ハーツクライ、母スターフェスタ、母の父エリシオという血統。半兄コスモヘレノスはGIIステイヤーズSの勝ち馬。
松山騎手は「スタートは遅かったですね。でも、前の2頭だけが速くて、後ろのペースは落ち着いていたので、早めに動いていきました。長くいい脚を使ってくれたし、力のある馬です」と人気薄での新馬勝ちを評価していた。
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