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20日の中京5R2歳新馬(芝1400メートル)は、川須栄彦騎手騎乗の3番人気ルアンジュ(牝、栗東・笹田和秀厩舎)が直線で差し切って快勝した。タイムは1分25秒2(良)。
人気のミッキーシーガルが好スタートからハナを切る。外にピタリとヴェリタスキングがつけて、ニホンピロラプターがその外を追走した。好位のインにいたルアンジュも3コーナーを回って外に持ち出す。直線に向くと、ミッキーシーガルが馬場のいい外に持ち出して逃げ込みを図るが、粘りは今ひとつ。逆にその外に併せたルアンジュは追い出しを我慢する余裕を見せて、ゴーサインが出るとあっさりとかわして先頭へ。ゴール前では内から迫るオールオブユーに詰め寄られたが、3/4馬身差で先着を果たし、初陣を飾った。2着は2番人気のオールオブユー。さらに1馬身1/4差の3着には内々をしぶとく伸びた4番人気シゲルカゼノボンが入っている。
ルアンジュは、父マンハッタンカフェ、母サッカーマム、母の父Kingmamboという血統。姉リラコサージュはスイートピーSの勝ち馬で、GI秋華賞の3着馬。
川須騎手は「テンション高い面があるので、そこを考えながら。好位の馬混みでも集中して競馬をしてくれていたし、直線もしっかり走ってくれていました。奥がありそうで楽しみな馬です。使ってテンション上がらなければいいですね」と精神面の課題を指摘しながらも、将来性を高く評価していた。
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