競馬ニュース > 記事
ファンタジーSで6着に終わった中京2歳Sの覇者グランシェリーが、巻き返しを狙う。
栗東坂路で単走。「先週、(浜中)ジョッキーで坂路4F50秒2の一番時計を出しているので、今週は助手が乗って必要以上にテンションを上げないようにした」と庄野調教師。そのとおりにテンの1Fは14秒7とゆったりと入り、馬なりで徐々にペースを上げた。
500キロにも迫る牝馬としてはしっかりとした馬格で、筋肉の張りが目を引く。動きもなかなかパワフルで、ラスト1Fも追われることなく12秒7のフィニッシュだ。
「デビュー前からいい動きだったが、力をつけたのも確か。2戦目の中京を勝ったあと夏場は無理せず、ファンタジーからGIへと決めていた。牝馬にしては大型で使っても馬体がしぼまない。前走は休み明けもあって道中は力んでいたが、ここは上積みを期待。直線に坂がある阪神なら前が止まる可能性が高まるしね」と、トレーナーは一発を意識している。(夕刊フジ)
★阪神JFの特別登録(想定騎手入り)はこちら