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*過去10年が対象
◆ダービー出走組か前走3着以内 連対20頭中8頭がダービーに出走していた。残る12頭中11頭は前走が重賞か古馬相手の条件戦で3着以内。ダービー出走組なら着順は不問だが、それ以外なら3着以内が必須だ。
◆OP実績重要 20頭中8頭が芝1800メートル以上の重賞ウイナーで、残る12頭中7頭にも芝のオープンクラスで3着以内の実績。OP実績がなかった5頭は全て前走が古馬1000万下特別。
◆中距離実績不可欠 18頭に芝2000メートル以上でV歴かOP3着以内の実績。例外の2頭、2011年2着トーセンラーは芝1800メートルで重賞V、05年1着キングストレイルは芝1800メートルでVがあり、それまで3着を外していなかった。
◆コース実績有利 9頭に中山芝でV歴か重賞連対実績があり、残る11頭中9頭は中山未経験だった。中山でV歴がなくて優勝した昨年フェノーメノにはダービー2着の実績があった。中山初出走なら問題ないが、出走歴がありながら実績がない馬は割り引きが必要。
◆キャリア6戦以上 17頭がキャリア6戦以上。残る3頭には全て重賞連対実績があったうえ、それまでにGI以外で3着を外していなかった。
◇結論◇
トップ評価はヒラボクディープ。ダービー組で青葉賞勝ちの実績があり、中山芝2200メートルでV歴がある点も強調できる。アポロソニックも当該舞台V経験が光り、ダービー3着、青葉賞2着と重賞実績も十分だ。ラジオNIKKEI賞を制したケイアイチョウサンも争覇圏内。ヒロノプリンスはメンバーで唯一、前走が古馬1000万下特別3着以内。夏に条件戦を戦ってきた馬の中では最も期待できる。 (データ室)