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《新潟》日曜の芝1600メートルの新馬戦を逃げ切ったコスモセンサー(栗・西園、牡、父キングカメハメハ、母ケイアイバラード、母の父リヴリア)は、見た目には大逃げだったが、ペースは平均。抜群のダッシュで大外(14)番枠からハナを奪った石橋脩騎手が後続を幻惑した形だ。同騎手は、開口一番「すごく速い!」とゲートからのダッシュに目を丸くした。「とにかく反応が良くて、ゲートが開いたらすぐに出るんです」という天性のダッシュ力に加えて、「新潟の外回りを最後までしっかり走るんですから、スタミナもありますね」と距離にも太鼓判。2歳時に騎乗していた同厩舎のマイネルレーニア(’06GII京王杯2歳S、'08GIIスワンS)を引き合いに出して「あんな風になってほしいですね」とまで言わしめた。完成度の高さと奥深さを感じさせる好素材。今後が楽しみなスピード馬だ。(黒田栄一郎)
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