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21日の京都9Rつばき賞(3歳500万下、芝1800メートル)は、池添謙一騎手騎乗の2番人気ナムラシングン(牡、栗東・高野友和厩舎)が5番手追走から直線で抜け出して快勝。オープン入りを決めた。タイムは1分52秒4(稍重)。
各馬なかなか前に行こうとせず、相手の出方を見るような形で超スローの展開。押し出されるようにクロークス、パールコードが併走し、オウケンダイヤ、ウインテンダネスもこれに続いた。人気のミッキーロケットはスタートが今ひとつで後方からの競馬。ペースは上がらないまま直線に向き、前で粘るパールコードにナムラシングンが並びかける。力の要る馬場も苦にせずナムラシングンが前をかわし、そのまま押し切ってV。未勝利戦(重馬場)に次いで、馬力の求められる馬場を制してオープン入りを飾った。1馬身1/4差の2着は最後に伸びたミッキーロケット。クビ差の3着が3番人気のパールコードだった。
ナムラシングンは、父ヴィクトワールピサ、母ドリームオブジェニー、母の父Pivotalという血統。通算成績は5戦2勝となった。
池添騎手は「道中力んでいましたが、何とか5番手で我慢してくれました。いい走りをする馬ですし、クラスが上がっても頑張ってくれると思います」とオープンでの活躍に期待を寄せていた。
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