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27日の阪神12Rファイナルステークス(3歳上オープン、ダート1400メートル)は、松田大作騎手騎乗の7番人気タールタン(牡7歳、栗東・吉村圭司厩舎)が直線最内から抜け出してV。今年の中央競馬を鮮やかな決め手で締めくくった。タイムは1分22秒9(稍重)。
レースは内からメイショウオセアンが先行したものの、ポメグラネイト、さらに人気のグレイスフルリープがこれを追いかけて、縦長の展開。3頭が雁行状態のまま直線に入るが、先の抜け出したグレイスフルリープも直線半ばで脚いろが鈍る。ハイペースを利して差し馬が台頭したが、最内から鋭く突き抜けたのがタールタンだった。道中は中団で脚をため、うまくスペースを見つけてゴーサインを出されると一気の伸び。外から迫るサクラエールを振り切って、昨年5月の欅S以来、1年7カ月ぶりとなるオープン2勝目をマークした。クビ差2着は2番人気のサクラエール。さらに1馬身1/2差の3着は大外から追い込んだ6番人気ナガラオリオンだった。
タールタンは、父Tapit、母Indian Town、母の父Glitter Manという血統。通算成績は29戦6勝となった。
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