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弱い4歳世代とはもう言わせない。大阪杯覇者ベラジオオペラがGⅠ連勝で現役トップの座を狙う。
前走の大阪杯は、持ち前の機動力を生かしてスッと2番手へ。ローシャムパークのまくりにも動じず、人馬の呼吸を合わせて直線へ向かうと、抜群の勝負根性で後続の追い上げを振り切りGⅠ初制覇を成し遂げた。
上半期総決算へ、調整過程は順調だ。12日にCWコースでラスト1ハロン10秒8(6ハロン81秒5)と絶好の動きを披露。19日は坂路4ハロン54秒3の微調整で済ませ、上村調教師は「気分良く走らせることを重点にやりました。順調にきています。大阪杯よりも一段上がっています」とうなずいた。課題のトモ(後肢)の緩さも解消されてきていると横山和騎手が証言。完成の域に近づいている。
あいにくの雨予報も、重馬場のスプリングSを勝っていて不安はない。逃げるのか、控えるのか―。春の中距離GⅠ、運命の第2幕が開く。
〝究極の3連単〟は1着にオペラを固定。計30点で勝負だ!(夕刊フジ)