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フランスの3歳クラシック登録が14日に締め切られた。仏2000ギニー(5月12日、パリロンシャン、牡=騸馬除く、芝1600メートル)、仏1000ギニー(同、牝、芝1600メートル)、仏ダービー(6月2日、シャンティイ、騸馬除く、芝2100メートル)、仏オークス(6月16日、シャンティイ、牝、芝2100メートル)、パリ大賞(7月13日、パリロンシャン、騸馬除く、芝2400メートル)のいずれもGⅠの5競走が対象。頭数は412頭で、複数競走に登録した馬も多く、延べでは603頭になる。
国別ではフランス211頭、英国123頭、アイルランド75頭、ドイツ2頭、カタール1頭。調教師別ではアイルランドのA・オブライエン調教師が49頭で最多で、地元のA・ファーブル調教師が40頭で続いた。
オブライエン厩舎の馬では英2歳GⅠデューハーストSを圧勝したシティオブトロイが英2000ギニーで断然の1番人気になっており、僚馬で愛2歳GⅠナショナルSを楽勝したヘンリーロングフェローが使い分けで仏クラシックに向かう見込みになっている。
ファーブル厩舎の馬では、2010年サンクルー大賞を勝ったプリュマニアを母に持つ牝馬のソリテが仏ダービーに登録した点が目立つ。さらに、先日取り上げたエースインパクトの半弟アローイーグル(仏=JC・ルジェ)も仏ダービーに登録し、兄弟制覇を目指す。
日本関連では小林智調教師が管理する吉田照哉氏の所有馬バトーブランが仏2000ギニー、仏ダービー、清水裕夫調教師が管理する前田幸治氏の所有馬アドレットが仏オークスにそれぞれ登録した。(在仏競馬記者)