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JRAは27日、元騎手、調教師の小原伊佐美(おばら・いさみ)氏が病気のため15日に死去したと発表した。79歳だった。
小原氏は1961年に京都競馬場の坂口正二厩舎で見習い騎手となり、翌62年にデビュー。77年の引退までにJRA通算1813戦174勝の成績を残し、調教助手を経て79年に調教師免許を取得した。80年に栗東で開業すると、GⅠ3勝を挙げたタマモクロスや重賞2勝のロンシャンボーイなどを管理し、タマモクロスが天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋を制して年度代表馬に選出された88年にはJRA賞の最多賞金獲得調教師に輝いた。2014年2月末に定年のため引退。JRA通算6569戦424勝(うち重賞はGⅠ3勝を含む14勝)を挙げた。
なお、葬儀等は家族葬として執り行われた。