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ルーキーの今村聖奈騎手(18)=栗・寺島=は7日、新潟5Rの2歳新馬戦(芝1600メートル)を12番人気のムーンスカイ(栗・牧田、牡、父トゥザワールド)で勝ち、自身初の新馬戦勝ちを決めた。またこの日は8R(1勝クラス、ダ1200メートル)も勝って、自身5度目となる1日2勝をマーク。8月1週目で早くもJRA25勝目となった。
5Rは4コーナー2番手の積極策から、50キロの軽量も味方につけて押し切った。「今週の追い切りの感触が良かったですし、(調教をつけた)黒岩騎手から切れるタイプじゃないと聞いていたので、ゲートを出たら前めで運びたいと思っていました。最後まで真面目に一生懸命走ってくれました」と笑顔を見せた。
藤田騎手、永島騎手と女性騎手3人の競演となった8Rは、一転して1番人気のアルファマム(栗・佐々木、牝3)で後方待機。4コーナー13番手から差し切った。「メンバー的に流れが速くなりそうで、はまればうまくいくと思っていました。前走の1000メートルでは脚がたまっていなくて、志願して1200メートルを使ってもらったので結果を出したかった。1年目の(新人の)意見を聞いてくれた馬主さんや(佐々木)晶三先生、スタッフのみなさんに感謝したいです」と話した。
変幻自在に決めたマルチVで地方2勝も含めた勝利数は〝27〟に。GⅠ騎乗が可能となる通算31勝まであと4勝とカウントダウンに突入。勢いを増す聖奈旋風から8月も目が離せない。
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釈迦力
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(退会ユーザー)