１８日の函館５Ｒ２歳新馬（芝１２００メートル）は、岩田康誠騎手騎乗の１番人気ドナルチア（牝、栗東・矢作芳人厩舎）が２番手追走から抜け出して人気に応えた。タイムは１分１０秒９（良）。

　人気のドナルチアが好発を決めたが、内から二の脚がついたヨシオが先行策。ドナルチアは手応え十分に２番手を追走して、外からアーマンディが３番手につける。さらにハナヨリダンゴ、シルクリバーなどが続いた。４コーナーでは早くもドナルチアがヨシオをかわして先頭に立つ。２番手争いが激しくなるのを尻目に、きっちりと押し切ってドナルチアが快勝。人気に応えた。１馬身１／４差の２着は大外を通って後方から伸びた６番人気のコウセイカルメン。さらにクビ差の３着には７番人気のシルクリバーが入っている。

　ドナルチアは、父Ｍａｌｉｂｕ　Ｍｏｏｎ、母Ｌａｄｙ　Ｔａｋ、母の父Ｍｕｔａｋｄｄｉｍという血統。母はテストＳ、バレリーナＨと米ＧＩを２勝。半兄エイシンスパルタンは４勝を挙げている現役馬。

　岩田騎手は「素直で乗りやすかったし、すごくバネのある走りをしていました。道中も楽にいい位置を取れたし、まだレースでは遊びながらでしたが、ためればしまいはもっと切れそうな感触でした」とさらなる上積みを見込んでいた。

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