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1年の総決算となるグランプリ。勝ち負けはもちろんだが、騎乗できることが騎手にとっての大きなステータスとなる。歴代最多騎乗回数を誇るのは、名手として知られた岡部幸雄騎手(引退)で22回。しかも、シンボリルドルフでの連覇とオグリキャップによるVなど3度の優勝も、歴代最多タイ記録(他に田原成貴、O・ペリエ)だ。
しかし、今年ローズキングダムに騎乗する武豊騎手も、今回が22回目のグランプリ騎乗。数々の記録を打ち立ててきた記録男が、またひとつ最多記録に並ぶ。Vも2度あり、勝てばこれも最多タイ。2着7回もさることながら、3着1回、4着2回、5着3回と安定感は抜群で、21回の騎乗のうち、着外はわずか6回しかない。今年もその手綱さばきに注目だ。