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9月10日の中山5R(2歳新馬、芝・外1600メートル、13頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手のシックスペンス(牡、美浦・国枝栄厩舎)が好位追走から直線で内ラチ沿いを突いて抜け出し勝利。単勝1.5倍の断然人気に応え初陣Vを果たした。タイムは1分37秒1(良)。
アタマ差の2着は後方から追い上げたアタラヨ(2番人気)、さらに1馬身1/4差の3着にはスタートの出遅れを挽回して猛追したオーヴァーザトップ(5番人気)が入った。
シックスペンスは、父キズナ、母フィンレイズラッキーチャーム、母の父Twirling Candyという血統。
◆C.ルメール騎手(1着 シックスペンス)「ずっと真面目でしたね。3番手でいい勉強することができました。前に馬がいたのでスペースを探さないといけなかったけど、(進路が)あいたらいい瞬発力を見せてくれました。能力があります」
◆国枝栄調教師「道中は思ったよりも手応えがなかった感じだけど、ルメさんは『しまいにしっかり反応してくれたのがすごくいいね』と。新馬で100点の競馬はなかなか難しいけど、しまいに内からグンと伸びてきてくれたし、根性を見せてくれました。性格がいいよ、俺と一緒で。今日の感じなら距離はもう少し延びても大丈夫そう」