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2歳世代で最初に行われるマイル重賞で、翌年のクラシックを意識した高素質馬が東西から集結する。1200m戦時代は、第10回(1990年)のビッグファイト、第14回(1994年)トウショウフェノマなど、早熟タイプの勝利も多かったが、距離が延伸された1997年から状況が一変。第18回(1998年)のロサード、第21回(2001年)のバランスオブゲーム、第28回(2008年)のセイウンワンダーなど、古馬になっても息長く活躍するタイプの勝ち馬を輩出するようになった。第33回(2013年)を制したハープスターは、翌年の桜花馬に輝いた。
「新潟3歳ステークス」の名称で1968年から行われるようになったオープン競走が前身。1980年に重賞化され、新潟芝1200mで第1回が施行された。グレード制が導入された1984年にG3に格付け。1997年に距離が芝1400mに延伸され、新潟競馬場の大改修工事を経た2001年からは左回りのレースへと変貌を遂げた。またこの年は、馬齢表記の国際基準への変更にともない、競走名が「新潟2歳ステークス」に変更されている。2002年に距離が芝1600mに変更。将来性豊かな良血素質馬の出走が多く見られるようになった。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第43回 |
2023年8月27日
新潟
芝1600m
|
アスコリピチェーノ
美
牝2 北村宏司
黒岩陽一
|
第42回 |
2022年8月28日
新潟
芝1600m
|
キタウイング
美
牝2 戸崎圭太
小島茂之
|
第41回 |
2021年8月29日
新潟
芝1600m
|
セリフォス
栗
牡2 川田将雅
中内田充
|
第40回 |
2020年8月30日
新潟
芝1600m
|
ショックアクション
栗
牡2 戸崎圭太
大久保龍
|
第39回 |
2019年8月25日
新潟
芝1600m
|
ウーマンズハート
栗
牝2 藤岡康太
西浦勝一
|
第38回 |
2018年8月26日
新潟
芝1600m
|
ケイデンスコール
栗
牡2 石橋脩
安田隆行
|
第37回 |
2017年8月27日
新潟
芝1600m
|
フロンティア
栗
牡2 岩田康誠
中内田充
|
第36回 |
2016年8月28日
新潟
芝1600m
|
ヴゼットジョリー
栗
牝2 福永祐一
中内田充
|
第35回 |
2015年8月30日
新潟
芝1600m
|
ロードクエスト
美
牡2 田辺裕信
小島茂之
|
第34回 |
2014年8月31日
新潟
芝1600m
|
ミュゼスルタン
美
牡2 柴田善臣
大江原哲
|
第33回 |
2013年8月25日
新潟
芝1600m
|
ハープスター
栗
牝2 川田将雅
松田博資
|
第32回 |
2012年8月26日
新潟
芝1600m
|
ザラストロ
美
牡2 松岡正海
武藤善則
|
第31回 |
2011年9月4日
新潟
芝1600m
|
モンストール
美
牡2 柴田善臣
尾関知人
|
第30回 |
2010年9月5日
新潟
芝1600m
|
マイネイサベル
美
牝2 松岡正海
水野貴広
|
第29回 |
2009年9月6日
新潟
芝1600m
|
シンメイフジ
栗
牝2 岩田康誠
安田隆行
|
第28回 |
2008年9月7日
新潟
芝1600m
|
セイウンワンダー
栗
牡2 岩田康誠
領家政蔵
|
第27回 |
2007年9月2日
新潟
芝1600m
|
エフティマイア
美
牝2 蛯名正義
矢野進
|
第26回 |
2006年9月3日
新潟
芝1600m
|
ゴールドアグリ
美
牡2 安藤勝己
戸田博文
|
第25回 |
2005年9月4日
新潟
芝1600m
|
ショウナンタキオン
美
牡2 田中勝春
上原博之
|
第24回 |
2004年9月5日
新潟
芝1600m
|
マイネルレコルト
美
牡2 後藤浩輝
堀井雅広
|
第23回 |
2003年9月7日
新潟
芝1600m
|
ダイワバンディット
美
牡2 蛯名正義
増沢末夫
|
第22回 |
2002年9月1日
新潟
芝1600m
|
ワナ
栗
牝2 田中勝春
音無秀孝
|
第21回 |
2001年9月2日
新潟
芝1400m
|
バランスオブゲーム
美
牡2 木幡初広
宗像義忠
|
第20回 |
2000年9月3日
中山
芝1200m
|
ダイワルージュ
美
牝2 北村宏司
上原博之
|
第19回 |
1999年9月5日
新潟
芝1400m
|
ゲイリーファンキー
美
牝2 江田照男
河野通文
|
第18回 |
1998年9月6日
新潟
芝1400m
|
ロサード
栗
牡2 江田照男
橋口弘次
|
第17回 |
1997年8月31日
新潟
芝1400m
|
クリールサイクロン
美
牡2 蛯名正義
稲葉隆一
|
第16回 |
1996年9月1日
中山
芝1200m
|
パーソナリティワン
美
牡2 徳吉孝士
久恒久夫
|
第15回 |
1995年9月3日
新潟
芝1200m
|
タヤスダビンチ
栗
牡2 牧田和弥
中村好夫
|
第14回 |
1994年9月4日
新潟
芝1200m
|
トウショウフェノマ
美
牡2 田中勝春
尾形充弘
|
第13回 |
1993年9月5日
新潟
芝1200m
|
エクセレンスロビン
栗
牡2 藤田伸二
山内研二
|
第12回 |
1992年9月6日
新潟
芝1200m
|
ペガサス
美
牡2 田中勝春
大和田稔
|
第11回 |
1991年9月1日
新潟
芝1200m
|
ユートジェーン
栗
牝2 小谷内秀夫
戸山為夫
|
第10回 |
1990年9月2日
新潟
芝1200m
|
ビッグファイト
美
牡2 小島太
境勝太郎
|
第9回 |
1989年9月3日
新潟
芝1200m
|
ダイカツリュウセイ
栗
牡2 岡部幸雄
中村好夫
|
第8回 |
1988年9月4日
新潟
芝1200m
|
マイネルムート
美
牡2 菅原泰夫
栗田博憲
|
第7回 |
1987年9月6日
新潟
芝1200m
|
グリンモリー
美
牡2 岡部幸雄
佐藤林次
|
第6回 |
1986年8月31日
新潟
芝1200m
|
クールハート
美
牝2 田村正光
奥平真治
|
前身のオープン競走時代は8月~11月の間で開催時期が定まらなかったが、重賞化以降は8月下旬~9月上旬に開催。
2歳馬が出走可能。負担重量規定は一部の定量時代を除き馬齢重量(54kg)。コースは、オープン競走時代から重賞化以降の第16回までが新潟芝1200m(オープン競走時代の一部を除く。第16回は中山芝1200m)、第17~21回が新潟芝1400m(第20回は中山芝1200m、第21回から左回り)、第22回以降が新潟芝1600m。外国産馬は1994年から、地方競馬所属馬は1995年から、外国調教馬は2010年から、それぞれ出走可能となった。
1968年 | 「新潟3歳ステークス」という名称のオープン競走としてレース創設。新潟芝1200mで施行 |
1981年 | 重賞に昇格。新潟芝1200mで第1回施行 |
1984年 | グレード制導入。G3に格付け |
1994年 | 混合競走となり外国産馬の出走が可能に |
1995年 | 指定交流競走となり地方競馬所属馬の出走が可能に |
1996年 | 中山芝1200mで施行 |
1997年 | 距離を芝1400mに変更 |
2000年 | 中山芝1200mで施行 |
2001年 | 新潟競馬場の大改修工事を経て右回りから左回りに。競走名を「新潟2歳ステークス」に変更 |
2002年 | 距離を芝1600mに変更 |
2010年 | 国際競走となり外国調教馬の出走が可能に |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |