皐月賞はもちろん中山芝2000ｍで行われるが、
最近どうも馬主、調教師たちに嫌われている気がしてならない

ダービーとは適性が真逆だし、馬場も荒れて故障が怖い
あと賞金を持っていないトライアル権利馬や、皐月賞との間隔が短いＯＰで勝った場合、
前者は仮に皐月賞で６着以下なら、ダービーを出走するにはかなり厳しくなるし、
後者は仮に好走しても、ダービーに向けての反動が怖い

そんな事情から、近年皐月賞出走のリスクを避けて、ダービートライアルを経由してダービーを目指すケースが増えている


さらに皐月賞どころか、中山芝2000ｍ自体が嫌われているのかという残念なトレンドも出ている

数年前からラジオNIKKEI杯が京都に移って、中山でホープフルＳを重賞化された
さらに去年からＧ１に格上げしたことで、有力馬が殺到すると思われたのだが、
頭数は揃ったものの、１勝馬が何頭もいて、これがＧ１かという寂しいメンバーに

ホープフルＳの勝ち馬がそのあと残念な結果になっていることを恐れたのか、
(レイデオロはダービーを勝ったものの、疲労でトライアルを使えず、皐月賞も５着で敗れた)

毎年残念なことになっているホープフルＳ勝ち馬、今回こそはと期待されたものの、
残念ながら勝ち馬タイムフライヤーは、前走若葉Ｓで圧倒的１番人気になって５着惨敗

そして他のホープフルＳ出走馬も、
２着ジャンダルム、４着サンリヴァルが弥生賞で３着、４着と健闘したものの、
どの馬もれぞれの条件下でパッとしない

ダラダラと中山芝2000ｍが嫌われているのではないかと書いてきたが、
例年皐月賞は中山芝2000ｍで通用している馬が負けてばっかりのケースが多いのも理由だと思う

しかし、今年は重馬場で時計が掛かる可能性が高く、中山芝2000ｍで通用している馬もチャンスが出てきた
出走馬レベル低下、この時期になると力を出せない馬が多い、中山芝2000ｍＯＰ出走馬だが、
嫌われているからこそ、今年は中山芝2000ｍ適性の高い馬が逆においしいのではないか


本命はジェネラーネウーノ

ゴールドアクターをはじめ、中山適性の高いスクリーンヒーロー産駒
前走は京成杯を着差以上に余裕のある勝ち方
今回休み明けになるが、ホープフルＳ、トライアルを使わなかったことが、
逆に消耗しておらず、吉と出るのではないか

相手筆頭は、スプリングＳで惜しくもステルヴィオに差されたエポカドーロ
距離延長でもまれないレースができれば、より力を発揮できそう