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8日の新潟9Rダリア賞(2歳オープン、芝1400メートル)は、柴田大知騎手騎乗の2番人気ペルソナリテ(牝、美浦・相沢郁厩舎)がゴール前で鋭く抜け出し、デビュー2連勝を飾った。タイムは1分23秒0(良)。
スタートでコマノドリームが立ち遅れ。外からクリノシャンボールが先手を取り、ホッカイドウ競馬のウッディタイガーが2番手につける。さらにリネンソング、マテラアリオン、デルマオカルなどが好位を追走。人気のファドは中団の外からレースを進めた。直線に向くと、先行した2頭は失速して、好位からマテラアリオンが抜け出す。そのまま押し切るかと思われたが、ゴール寸前で脚いろが鈍ったところに馬群の中からペルソナリテ、さらに大外からクナウが猛然と追い込んだ。最後はペルソナリテがわずかに先着。東京の新馬戦に続き、デビュー2連勝を飾った。アタマ差の2着が8番人気のクナウ。さらに1/2馬身差の3着には5番人気の未勝利馬マテラアリオンが入っている。
ペルソナリテは、父ステイゴールド、母マイネアルデュール、母の父アドマイヤコジーンという血統。通算成績は2戦2勝となった。
柴田大騎手は「根性があるし、瞬発力がすごいですね。出して行くと引っ掛かりそうだったので、後方から。小柄な牝馬だけど、フットワークが大きくて、本当にいいものを持っています」と鮮やかな差し切り勝ちを手放しで称賛していた。
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