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今週から関西は阪神へ舞台を移し、春の天皇賞まで12週のロングラン開催がスタート。開幕週のメインは「第115回京都記念」だ。昨年のオークス馬ユーバーレーベンが満を持して始動する。
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樫の女王を管理する手塚調教師は調子の良さに自信を持っている。
「すごくいいね。昨年秋とはまったく違うし、デビュー以来で一番なんじゃないかと思える」
オークスの激闘後に左前屈腱周囲炎の症状が出て秋は本調子を欠いたが、ジャパンCでは馬群をさばいて6着まで追い上げ、さすがの脚力を披露した。まだ復調途上という状況で、年長馬を相手にあれだけ健闘できたのは大きな収穫だ。
中間はすこぶる動きがいい。美浦Wコースの1週前追い切りでは6ハロン85秒4、ラスト1ハロン11秒7。3頭併せで最先着を果たし、トレーナーは「だいぶ自分から動く気持ちになってきた。活躍が楽しみ」と目を細める。
このあとはドバイシーマクラシックも視野に入る。4歳の船出を勝利で飾ってGIへ乗り込む。(夕刊フジ)
★京都記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載