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“静”の調整でも躍動感は隠し切れない。サトノギャラントが、目下の充実ぶりを物語る追い切りを披露した。
午前5時半のコース開場直後、いの一番に函館Wコースへ飛び出した。5Fから徐々にペースを上げ、終始馬なりながら全身をダイナミックに使ったフットワークで迫力十分。中2週→中1週の強行軍でも、さらなる上積みすら感じさせた。
「いい走りをしていました。火曜からずっと乗ってますけど、本当にいい感じできています」と北村宏騎手。巴賞は0秒3差2着だったが、「スタートが速くないので、他の馬に前に入られてポジションが後方になってしまった。1コーナーまでの入りが長くなるのはいい」と1F延長での変わり身を見込んでいる。
懸念された天気も週末は曇りの予報で、「切れ味勝負の馬だから良馬場でやれれば」。シンボリクリスエス×スティンガーという藤沢和厩舎ゆかりの良血馬が、いよいよ重賞初Vに王手だ。(夕刊フジ)
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