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5月21日に米メリーランド州・ピムリコ競馬場で第141回プリークネスS(GI、3歳、定量、ダート・左9.5ハロン=約1900メートル、1着賞金90万米ドル=約9900万円)が11頭立てで行われ、日本から遠征したラニ(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎、武豊騎手騎乗)は直線で追い込んだものの5着となった。
優勝したのはK.デザーモ騎乗のエグザジャレイター(牡3歳、アメリカ・K.デザーモ厩舎)。勝ちタイムは1分58秒31。父カーリン、母ドーンレイド、母の父ヴィンディケーションという血統。
無敗で1冠目のケンタッキーダービーを制したナイキストは3着に敗れた。
◆松永幹夫調教師「馬場が悪く、馬群から離されてしまいましたが、ゴール板過ぎで先頭に立ったように、最後は非常に良い脚でした。前走よりも馬の状態が良くなり、差のない競馬ができたと思います。ベルモントステークスが楽しみです」
◆武豊騎手「前走よりも馬の状態も良く、最後は良い脚を使ってくれました。次のベルモントステークスは、距離も長くなり競馬場も広いので、3つのレースのなかでは、この馬のパフォーマンスを発揮できると思います。これまでの2走の経験を生かしてよいレースをしたいと思います」