競馬ニュース > 記事
第72回オークス(22日、東京11R、GI、3歳牝馬オープン国際、定量、芝2400メートル、1着賞金9700万円 =出走18頭)痛恨の出遅れだった。2番人気のホエールキャプチャは、ゲート内で立ち上がるような格好になってしまい、後方から。道中では内めに入れてコースロスなく追走し、ラスト1ハロンを切ってから馬群の中から伸びて前を急追したが、クビ+ハナ差の3着。阪神JF2着、桜花賞2着に次ぎ、またもGIのタイトルに手が届かなかった。
「やっぱり、いいスタートを切らないとだめですね」と池添謙一騎手は悔しそうな表情。「折り合いはついたし、直線でも間を割って伸びてきて、前をつかまえられる雰囲気はあったけど…。前も楽していたからね」と振り返る。「何とかここで結果を出して、リベンジしたかったけれど…」。その思いは届かず、GIの勲章獲りは秋に持ち越された。