ＮＨＫマイルＣの「俺のチェックポイント」２日目は、大阪サンスポの片山和広記者がショーモンに注目した。粘り強さが身上の馬。スタミナが不可欠な東京マイルへの適性、前走からの上積みなどを探った。

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「２０００メートル走るくらいのスタミナが必要」と言われる東京芝のマイル。そこでショーモンに注目した。

２走前は１馬身ほど前に出られながら、差し返してＶ。前走のアーリントンＣも馬群に沈むかに見えたところから盛り返して３着。とにかくバテない。デビューから全て３着以内で、長い直線で驚異の粘り腰を発揮できれば面白い。


橋口調教師は「左回りは問題ないし、スタミナがあるので東京のマイルはいいと思う。初めての長距離輸送も普段からどっしりしているので」と手応えありの表情だ。

前走の馬体重は８キロ減。引き締まって、太めの２走前とは見違えるほど良化していたが、「仕上がりやすいタイプではないし、さらに仕上がりは進んでいる」と、より動ける態勢だ。

馬房の表札には『笑門来福』の文字。馬名はそこからきている。

「切れ味勝負だと厳しい。雨が降ってほしい」とトレーナー。レース日の東京は「曇り一時雨」の予報。馬名に続く「ライフク」の４文字は、天の恵みとともに舞い降りるのだろうか。

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