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12月24日の阪神9R・万両賞(2歳1勝クラス、芝1400メートル)は、5番人気で坂井瑠星騎手とコンビを組んだテラステラ(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が2番手追走からしぶとく伸びてV。オープン入りを決めた。タイムは1分21秒7(良)。
クビ差の2着は3番手から迫ったペースセッティング(1番人気)。さらにクビ差の3着にはロスなくインを立ち回ったテンノメッセージ(2番人気)が入った。
レースはダンシングニードルが先手を取って、やや遅いペースの逃げ。テラステラが外から2番手にぴたりと付け、3番手は内テンノメッセージ、外ペースセッティングが並んで追走した。淡々とした流れのまま直線へ。2番手から抜け出しを図るテラステラに外からペースセッティングが迫ったが、しぶとく伸びたテラステラがそのまま押し切って連勝を飾った。
◆坂井瑠星騎手(1着 テラステラ)「2着馬が強いのは分かっていたので、勝つならこれしかないという形で運び、うまくいきました。馬自身も力をつけていますね」
◆矢作芳人調教師「強い相手に勝つのは力がないとできない芸当。マイルまでもってくれたらいいけど、1200~1400メートルになるのかな?」
テラステラは、父モーリス、母ステラリード、母の父スペシャルウィークという血統。通算成績は5戦2勝となった。