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《栗東トレセン》
クリダームは、先手を奪った前走の函館2歳Sで2着。ゴール前でかわされたものの、しぶとい走りで見せ場を作った。榎本助手は「前走はきつい競馬でしたが、よく頑張ってくれました。函館に行く前に比べると、馬がしっかりしてきましたね。操縦性も上がってきています」と成長ぶりを伝えた。
メイショウコギクは、小倉芝1200メートルの新馬戦を6馬身差で逃げ切り。直線で物見をしており、良化の余地は大きそうだ。南井調教師は「初戦はセンスのいい走りで強かった。引き続き状態はいいですよ。落ち着いて当日を迎えられたら」と話した。
メイショウヒュウガも同舞台でデビュー勝ち。追走にもたつくところはあったものの、力強く伸びた。中1週での出走になるが、安達調教師は「レースぶりは良かったですし、変わらずきています。ダンカーク産駒なので、雨が降っても大丈夫だと思います」と語った。
ウメムスビは、フェニックス賞でスピードを生かしてハナを切ったが4着。後ろからつつかれる展開が厳しかった。新谷調教師は「予定通り順調にきて、元気がいいですよ。今回はうまく折り合いをつけて、馬の後ろで運びたいですね」と話した。
アウクソーは福島芝6ハロンの新馬戦を快勝。メンバー最速タイの末脚で、2着馬に5馬身差をつけた。安田隆調教師は「前走は相手関係に恵まれましたね。小倉の速い時計に対応できるかどうか」と語った。
シルフィードレーヴの初戦は終始、外に張るロスがありながらも、力強く伸びて勝ち切った。「前走後は栗東に戻して調整。1回使った上積みがあり、左に張る面も改善してくると思います」と西園正調教師。
ニシノトキメキは同舞台の未勝利戦で、果敢に先手を取って押し切った。北出調教師は「脚をためて、というタイプではないから行けるなら前に行きたい。小倉の馬場も思ったより悪くないからね」と積極策を示唆した。