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5月8日の中京11Rで行われた第69回京都新聞杯(GII、3歳オープン、芝2200メートル、11頭立て、1着賞金=5400万円)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気レッドジェネシス(牡、栗東・友道康夫厩舎)が中団から直線鋭く弾け、粘るルペルカーリア(1番人気)をゴール前で差し切り勝利。重賞初制覇を飾るとともに、賞金を加算して日本ダービー(30日、東京、GI、芝2400メートル)出走に大きく前進した。タイムは2分11秒2(良)。
名牝シーザリオの産駒で福永祐一騎手騎乗のルペルカーリアは、好スタートから押し出されるように1コーナーで先頭に立つと、そのまま逃げの競馬を展開。4コーナーから他馬を力強く突き放して押し切りを図るも、ゴール直前で僚馬の強襲に合い3/4馬身差の2着。重賞初制覇とはならなかった。
◆福永祐一騎手「2番手からでもいいと思っていましたけど、1番の馬(ワイドエンペラー)と接触して、ガッとなりました。でも、ハナに立ってからはいいリズムでした。最後に苦しくなったけど、バテたというよりも体がついてこなかった感じ。そのあたり(体力)が整えば、強力な先行馬になると思います」
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