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片岡 今週は、美浦に“金になる馬”がいるぞ。ダノンキングリーはPコースで5ハロン64秒0-11秒9の一番時計。走りやすく、速い時計も出やすいポリトラックコースとはいえ、馬なりで軽々と走っている感じで、余力も十分だった。前回も良く見えたが、今回はそれ以上に良く見える。
宇恵 最初から威勢がいいですね。
片岡 プリモシーンもWコースの稽古を見ると、馬に気持ちが入っていそう。3頭併せの真ん中でプレッシャーがかかりながらも5ハロン69秒3-12秒3。ウッドチップは少し時計がかかる感じだったけど、集中力があって最後もしっかり伸ばした点に好感が持てる。前走の府中牝馬Sが大敗で人気はガクンと落ちるので、逆に狙ってみたい。
宇恵 栗東からのイチ推しは、ダイアトニックです。馬なりのため、坂路の時計は4ハロン54秒5-12秒3と目立たないですが、俊敏な動きで、自ら前に進もうとする気持ちが十分に伝わってきました。絶品と言い切れるリハでした。
片岡 他には?
宇恵 前回からの変わり身ではグァンチャーレ。モタモタした感じがなくなり、本来のシャープな動きが戻っています。休み明けをひと叩きした効果が、かなりありそうです。
片岡 最後に美浦からもう1頭。レイエンダはWコースで先行2頭を目標にしつつ6ハロン85秒5-12秒7。前走より体調は一段階アップした感じ。引き続きマイル戦で、上位争いになっても不思議ではないよ。
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