大雨のなか、マヤノリュウジンは坂路でニシケンモノノフ（オープン）と前半から意欲的な併せ馬。８歳馬とは思えない活気と躍動感にあふれ、実戦さながらのシャープな伸び脚で１馬身半の先着。４ハロン５２秒３－１２秒２の時計も秀逸だった。

　「休み明けの北九州記念（１０着）を使ってかなり上向いていますね。攻め馬も気が入って、うまく走れている」と、庄野調教師は目を細めた。前走についても「３角からはこの馬らしい脚を見せていたし、着順以上に内容もよく、次への期待が持てた。あとは差し一手なので展開が向くかどうかに尽きる」と話した。

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