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第68回毎日王冠(8日、東京11R、GII、3歳上オープン国際(指)、別定、芝1800メートル、1着本賞金6700万円、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権=出走12頭)直線半ばで、5万人を超す観衆の間からどよめきが漏れた。先手を取った1番人気ソウルスターリングが、抵抗することなく馬群にのまれる。結果はまさかの8着。終始後ろからプレッシャーをかけられる厳しい展開とはいえ、後続に次々とかわされるシーンに春の強さは見られなかった。
「スタート前はテンションが高かったけど、レースに行ったら、リラックスして走れていました。ただ、長く脚を使うタイプなので、距離が少し短かったのかもしれません。きょうは最内枠、1800メートルという距離での競馬。いい経験になったと思います」とルメール騎手は悔しげな表情ながらも前を向いた。
藤沢和調教師も「やっぱり古馬は強かった。まあ、仕方がない。競馬だからね。様子を見て、状態が良かったら天皇賞へ」と中2週でのリベンジを見据えていた。
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