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9日の小倉5R2歳新馬(芝1800メートル)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気パールフューチャー(牡、栗東・中内田充正厩舎)が2番手追走から抜け出して快勝した。タイムは1分50秒2(良)。
内からウインハートビートが先行するが、人気のパールフューチャーがこれをピタリとマーク。さらに外からクリノヴェルサイユ、スナークレッドも加わり、4頭がほぼ雁行状態となって先行する。その後ろにシゲルシーラカンス、トウケイイダテンなどが続き、勝負どころではほぼ一団。直線に向くと、2番手のパールフューチャーが川田騎手のアクションに応えて先頭に立つ。大きな差はつけないものの、目いっぱいに追われることなく2番手以下を退けて、そのままパールフューチャーが押し切ってV。着差以上の強さで人気に応えた。1馬身1/4差の2着が5番人気のトウケイイダテン。さらに1/2馬身差の3着には6番人気シゲルシーラカンスが入っている。
パールフューチャーは、父ネオユニヴァース、母スターペスミツコ、母の父カーネギーという血統。兄メイショウナルトはGIII七夕賞、GIII小倉記念の勝ち馬。
川田騎手は「きょうはスムーズな競馬をすることができました。これからまだまだ良くなってくると思います」と負担の少ないデビュー勝ちを振り返り、今後に期待を寄せていた。
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