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14日の阪神5R2歳新馬(芝1600メートル)は、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気サトノフラム(牡、栗東・安田隆行厩舎)が2番手追走から楽に抜け出して完勝した。タイムは1分35秒8(良)。
オレンジピークスがハナを切ると、2番手にサトノフラム、3番手にフィドゥーシアと、人気を分け合う2頭が好位につけた。淡々とした流れになり、道中も大きな動きはないまま進む。直線に向くと、満を持して人気2頭が前をかわしにかかるが、手応えはサトノフラムが断然。あっさり抜け出すと、あとは戸崎騎手が後続の脚いろを確認する内容で、2馬身差という着差以上の強さを見せつけた。2着は2番人気のフィドゥーシアが守り切り、2着とクビ差の3着には7番人気のヤマニンマンドールが入っている。
サトノフラムは、父マンハッタンカフェ、母タイキマドレーヌ、母の父ブライアンズタイムという血統。おじにジャックルマロワ賞などGIを5勝したタイキシャトルがいる。
戸崎騎手は「攻め馬でもいい動きをしていたようですが、実戦に行けば期待以上にセンスのある走りを見せてくれました。まだもうひとつギアがある感じだし、先々まで楽しみです」と楽な内容で初陣を飾った若駒に期待を寄せていた。
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