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今週は3歳限定のダート重賞・レパードステークス(10日、GIII、1800メートル)が新潟競馬場で行われる。ユニコーンSを制したレッドアルヴィスは心身ともさらに成長。落ち着きを増して、動きもパワフルになった。重賞連勝を決めて、大レースがめじろ押しの秋へ弾みをつける。
夏の越後路から、大舞台へと駆け上がる。前走のユニコーンSで重賞初Vを飾ったレッドアルヴィスが重賞を連勝し、秋に向かって飛躍する。
「馬自身が前走を勝って自信をつけている。どっしりと落ち着いて、乗っていて精神面での成長を感じる。前回から今回にかけて、ガラッと変わりましたね。明らかに前走とは違います」
全休日明けの5日、調教の手綱を取った安田景助手が声を弾ませた。
ユニコーンSは好位の外めを追走し、残り1ハロンで抜け出して完勝。2歳王者のアジアエクスプレス(12着)が不発だったにせよ、初コンビだった蛯名騎手が「強かった」と絶賛する内容だった。安田景助手も「4頭分ぐらい外を回りながら突き放した。かなり強い勝ち方でした」と振り返る。