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2010年の天皇賞・春を制したジャガーメイル(美浦・堀宣行厩舎、牡10歳)が、9日付で競走馬登録を抹消された。通算成績は34戦6勝(うち海外4戦0勝)。重賞は前記の1勝で、獲得賞金は5億3244万5900円(うち海外7190万900円)。今後は北海道勇払郡のノーザンファームに移動して、乗馬として余生を過ごす予定。
ジャガーメイルは未勝利戦も終わりかけた3歳秋にデビュー。なかなか仕上がり切らず、いったん抹消して地方競馬に転出する案も出ていたが、当時発生していた馬インフルエンザの影響で退厩することもできず、調整を続けていくうちに動きが良化して、いきなりデビュー戦を圧勝したというエピソードがある。
その後は使い込めない弱さを抱えながらも、芝の長丁場で順調に出世。なかなか重賞タイトルには縁がなかったが、6歳春に2番人気で迎えた天皇賞を制して、重賞初Vをビッグタイトルで成し遂げた。
また、香港ヴァーズには08、09、10、12年と4回にわたって参戦。3、4、4、2着と勝ち切れなかったが、世界の一線級と互角の勝負を繰り広げ、その存在は広く知られていた。
★ジャガーメイルの競走成績はこちら
このニュースへのコメント
TERAMAGAZINE
ジャンポケ産駒獲得賞金3位の天皇賞馬なのに種牡馬になれない…。
ジャンポケ×サンデーのジャガーメイルは繁殖牝馬のセレクトが難しいのだろうか…。
2018年5月24日 19:38