“まつり”の前の静けさだ。ジャパンＣからの連勝を狙うキタサンブラックは、栗東ＣＷコースでマイペース調整。黒岩騎手（レースは武豊騎手）を背にマイネルレオーネ（古馬５００万下）を２馬身追走して、ラストは内からスッと馬なりで半馬身先着。６Ｆ８６秒４－７０秒２－５５秒３－４０秒８－１２秒８とごく控えだが、脚取りは力強く、引き続き好調だ。

　「（前日の雨で）馬場が重かったし、時計はこんなもの。前走がギリギリに近い仕上げだったので、中間も少し興奮が続いている。気持ちを上げすぎないように調整するだけ」と黒岩騎手。

　清水久調教師は「馬体がムチムチしていて毛ヅヤもいい。さらに強くマークされるが、どんな競馬でもできるのが強み。悔いのないようにいきたい」と決意。当日の中山には北島三郎オーナーも駆けつける予定だ。（夕刊フジ）

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