１０月９日の京都９Ｒりんどう賞（２歳５００万下、芝・外１４００メートル、牝馬限定）は、石橋脩騎手騎乗の２番人気アズールムーン（美浦・斎藤誠厩舎）が逃げ切り勝ち。タイムは１分２３秒７（稍重）。７月３０日の新潟芝１４００メートルの２歳未勝利戦（牝馬限定）以来、２カ月半ぶりの実戦だったが、好スタートを切ると渋った馬場をものともせず、快足ぶりを発揮して２勝目を挙げた。今回の馬体重は前走よりプラス１４キロの５１４キロ。さらにたくましさを増している。

　１馬身１／４差の２着には中団から脚を伸ばしたヤマカツグレース（１番人気）、さらに３／４馬身遅れた３着にナムラライラ（４番人気）。

　アズールムーンは、父マリブムーン、母ターシャズスター、母の父スパニッシュステップという血統。半姉のエスメラルディーナは２０１４年関東オークス・交流ＧＩＩ、２０１５年トゥクソムＣ・韓国ＧＩＩＩの勝ち馬。

　通算成績は３戦２勝となった。

　◆石橋脩騎手「前走が強い競馬。その後、調教にも乗り、さらに動けるようになってしました。馬自身が成長していましたね。レースでは前半はジワッと前に行き、３コーナーから意識的に促していきました。自分の思い通りのレースはできたし、馬も最後まで頑張ってくれました。先々が楽しみです」

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