サマーマイル王座を目指し、フラガラッハが中京記念からの連勝を目指す。

　栗東坂路で単走。前半は１４秒台のゆったりしたペースで進み、３Ｆ目からペースアップ。ゴール前でわずかに仕掛けられた程度の余裕を残した内容だったが、後半の２Ｆを１２秒５－１２秒３でキリッとまとめた。

　「先週、強くやっているので、上がり重点にした。いい状態をキープしている。昨年は中京記念を勝ったあと休養と、大事にしすぎたところがあった。暑い時季が合うようなので、今年はいい状態のときに使っておきたい」と、松永幹調教師は状態面に自信をのぞかせた。

　新潟は初めてだが、左回りは８戦４勝と得意にしている。「前走は大外枠からスムーズに行けたのがよかった。以前ほどの大きな出遅れはないが、スタートはよくないので自分の競馬に徹するだけ。新潟は上がりが速くなるから、（道中で）ある程度ついていければ」。豪脚炸裂のシーンは十分だ。（夕刊フジ）

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