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《戦評》まずまずのスタートで中位に控えるかに見えたが、二の脚が速く、1ハロンほど行ったところで2番手まで進出。折り合って進み、直線に入って鞍上が追い出すと、何度も手前を替えるなど若さを見せながらも、鋭く脚を伸ばし、2着に3馬身差をつけて圧勝した。
《血統》母は仏GIII2勝で、GIジャンロマネ賞3着。半姉にサウジアラビアロイヤルC(重賞)4着のリセエンヌ(父ディープインパクト)がいる。スピードを印象づける勝ち方だったが、モンズン、インザウイングスなど、母系には長距離系種牡馬が配合され、距離の守備範囲は広そう。
《将来性》「ポテンシャルが高い」とルメール騎手。幼さを感じさせたぶん、のびしろは大きそうで、順調なら桜花賞、オークスともに楽しみを持てる。