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15日の京都9R黄菊賞(2歳500万下、芝2000メートル)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気バティスティーニ(牡、栗東・松田国英厩舎)が出遅れて後方を追走しながらも4コーナー手前からまくり上げ、直線も後続を突き放して完勝した。タイムは2分1秒0(稍重)。
ジョルジュサンクが先手を取り、サトノエトワールが2番手を追走。3番手にはリアルキングが続き、人気のバティスティーニは出遅れたこともあって後方3番手からの競馬となった。ジョルジュサンクは軽快に逃げ、4コーナーでは他馬を引き離しにかかったが、バティスティーニが外から一気にまくり上げて先頭に並びかける。直線に入ってバティスティーニが先頭に立つと、あとは独壇場。2着争いを尻目にゆうゆうと後続を突き放して、無傷の2連勝を飾った。3馬身1/2差の2着が2番人気のレヴィンインパクト。さらに1馬身1/2差の3着が7番人気のアラバスターだった。
バティスティーニは、父キングカメハメハ、母バプティスタ、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は2戦2勝となった。
ルメール騎手は「スタートはあまり速くなかったので、押して行かずに、後ろからのレースをしてリラックスさせて走らせました。いい瞬発力があるし、きょうの競馬がいい経験になったと思います」と新馬戦とは違う形での勝利に意義を見いだしていた。
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