３月３０日のドバイターフで落馬負傷したクリストフ・ルメール騎手（４４）＝栗・フリー＝が１日、栗東トレセンを訪れ、調教騎乗を再開した。すでに、５日のレースでの復帰を発表しており、この日、ＮＨＫマイルＣでアスコリピチェーノ（美・黒岩、牝３）に騎乗することも発表された。

２頭の調教の手綱を取り、名手は「体の状態は良くなったので、きょう乗ることができてうれしいです。体の動きも良かったです。安心しました」と笑み。毎日、リハビリに励み、驚異的なスピードで回復。「落馬したときはメンタルが下がってしまいました。最近も競馬での落馬がたくさんあって、メンタルが大変でした」と明かしながらも、「ファンの方もたくさんの応援メッセージをくださってうれしかったです。モチベーションが上がりました」と感謝していた。

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