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破格の末脚を誇るグレートサンドシーがダートの登竜門を制する。
前走・昇竜Sは後方から上がり3ハロン最速36秒2の驚異的な差し脚を披露して3馬身半差V。3歳の3月までに良馬場の中京ダ7ハロンを1分24秒0以内で駆けた馬はわずか6頭しかおらず、見た目のインパクトだけでなく時計面からも能力の高さを示した一戦だった。
3カ月ぶりになるが、8日のCWコースで2番目に速いラスト1ハロン11秒0で切れた。今週は余力十分に6ハロン84秒3、11秒5をマークし、中内田調教師は「落ち着いて動けていたし、引き続きいい状態です」とデキに太鼓判を押す。
同じ舞台の2走前・ヒヤシンスSでは、今回も対戦するぺリエールに完敗の4着。しかし当時はまだ2戦目で折り合いもつかず、幼さが目立っていた。実戦を経て急成長を遂げる素質馬が、重賞でリベンジだ。
〝究極の3連単〟は1着にサンドシーを固定。相手を5頭に絞った計20点で勝負だ!(夕刊フジ)