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5月28日の京都11R・白百合ステークス(3歳オープン、リステッド、芝1800メートル、別定、8頭立て)は、西村淳也騎手とコンビを組んだ3番人気のバルサムノート(牡、栗東・高野友和厩舎)がゴール前で外から差し切ってV。リステッドレース初勝利を飾った。タイムは1分46秒0(良)。
クビ差の2着は先に抜け出していたアイスグリーン(4番人気)。さらに1馬身1/4差の3着には逃げ粘ったセオ(2番人気)が入った。
内からセオがじわっと先手を取り、ウインスノーライトが控えて2番手。スローペースで淡々とした流れになる。3番手にはアイスグリーンが続き、4番手のインにはワイドアラジン。人気のワンダイレクトは序盤7番手だったが、レース中盤になると4番手の外まで進出した。セオが先頭のまま直線に向き、粘り込みを図ったが、脚いろが目立ったのは外の2頭。先にアイスグリーンがかわして先頭に立ったが、その外からさらに伸びてきた格上挑戦のバルサムノートがゴール前で差し切り、昨年8月の新馬戦以来となる勝利を飾った。
◆西村淳也騎手(1着 バルサムノート)「いいスタートでした。馬の後ろに入れたかったけど、(ハミを)かんでいました。かみながらでも脚はたまっていた感じだったので、直線では交わしきれるなと思いました。右にモタれていたので、遊びながら走っている印象です。今後もっと成長していけば、もっと上を目指せると思います。楽しみですね」
白百合Sを制したバルサムノートは、父モーリス、母エピセアローム、母の父ダイワメジャーという血統。通算成績は5戦2勝となった。