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3月5日の阪神8R・アルメリア賞(3歳1勝クラス、芝1800メートル)は、3番人気で岩田望来騎手とコンビを組んだドットクルー(牡、栗東・笹田和秀厩舎)が大外から豪快な差し切り。新馬戦以来の勝ち星を挙げてオープン入りを決めた。タイムは1分46秒2(良)。
1/2馬身差の2着は最内を突いたジュンツバメガエシ(2番人気)。さらに3馬身1/2差の3着にはシュタールヴィント(1番人気)が入った。
レースはトーアライデンが先手を取り、フライヤートゥルーが2番手へ。3番手はジュンツバメガエシとローレルキャニオンが併走して、シュタールヴィントが5番手となり、ドットクルーとイエルバブエナは後方からの競馬となった。少頭数にしては速めのペースで流れ、直線に向くと中団以降に控えていた組が台頭する。外から勢い良く押し上げてきたドットクルーと最内を突いたジュンツバメガエシが内外離れて伸び、最後は馬体を併せる形になったが、外のドットクルーに軍配が上がった。
◆岩田望来騎手(1着 ドットクルー)「もう少し前に付けたかったけど、ペースが速かったので自分のリズムでしまいを生かす競馬をしました。しまいはいい動きでしたし、抜け出してからも真面目に走って、いい勝ち方ができました」
◆笹田和秀調教師(同)「ペースも速かったし、はまりましたね。それでも、このメンバーで勝てたのは収穫です」
※次走は未定
ドットクルーは、父ディーマジェスティ、母スターオブロゼッタ、母の父ロードカナロアという血統。通算成績は4戦2勝となった。