古川奈穂騎手（２２）＝栗・矢作＝が２１日、中京３Ｒの新馬戦（ダ１８００メートル）のメイトースイ（栗・羽月、牡、父フリオーソ）で今年２勝目を挙げた。

好位の外め追走から直線で力強く抜け出して、最後は後続の追い上げを１馬身差で振り切った。今年初勝利だった５日中京のタイセイグラシア（単勝１４番人気）に続いて、１３番人気の伏兵を勝利に導いた。

存在感をアピールした鞍上は「新馬戦でいろんな動きがありましたが、砂をかぶってもやめずに走ってくれました。４コーナーで前の手応えがあまり良くなかったので、早めに外に出して踏んでいく形になりましたが、抜け出してからもしっかり走ってくれました」とたたえた。

デビュー３年目で新馬戦では初の白星。「同じオーナーのゲオルギウスにも乗せていただいて結果が残せていなかったので、羽月厩舎の関係者やオーナー、牧場関係者に恩返しをしたいと思っていました。自分としてもうれしい１勝です」と笑みを浮かべた。

この記事はいかがでしたか？

 (1)