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12月10日の阪神5R(2歳新馬、芝2000メートル、9頭立て)は、藤岡康太騎手の7番人気フリンジティアラ(牝、栗東・上村洋行厩舎)が積極的に先頭を奪うと、最後の直線で後続に並びかけられるも勝負根性を発揮して差し返し、デビュー勝ちを果たした。タイムは2分2秒5(良)。
1/2馬身差の2着にはカースソーサラー(4番人気)、さらに2馬身差の3着にテイエムスーペリア(8番人気)が入った。断然の支持を集めたヴィラーゴスリーブは4着に敗れている。
◆藤岡康太騎手(1着 フリンジティアラ)「稽古から素直で操縦性が高かった。ゲートも速くアドバンテージを取れました。リズム良く運べ、最後はいい根性を見せてくれました」
◆上村洋行調教師「牝馬でもしっかり乗り込んでいました。最初はダート1400メートルの予定でしたが、自分で乗って確認して、この条件にしました。今後もこの路線を進むと思います。まだ伸びしろがたくさんあるので、今の時点で勝てたのは大きいです」
フリンジティアラは、父サトノクラウン、母ヴァルホーリング、母の父Hallingという血統。