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外国馬4頭が24日、東京競馬場のダートコースで調整を行った。
凱旋門賞10着以来のフランス馬オネストはキャンターで流し、直線で軽くギアを上げて3ハロン45秒7、1ハロン14秒1でフィニッシュした。精神的に余裕があり、馬体の張りも上々だ。「非常に落ち着きがあって自分のやることが分かっている馬。レースでは最後の300メートルにスピードを出せるように抑制できるかがポイント」と手綱を取ったルメール騎手。
ニエル賞でドウデュースを撃破したフランス馬シムカミルは直線でサッと伸ばされ3ハロン42秒0、ラスト1ハロン12秒4と鋭い脚を披露。「非常に機嫌が良く、フレッシュ。直線の走りは素晴らしかった」と、ブノワ騎手は好感触を口にした。
5連勝中のドイツ馬テュネスは15-15のキャンターで1周し、「機嫌もコンディションもとてもいい。私自身、満足しています」と騎乗したムルザバエフ騎手。連日しっかり負荷をかけられており、元気いっぱいだ。
昨年5着のフランス馬グランドグローリーは追い切り翌日とあって、ハッキング1周で引き上げた。「素晴らしい環境で調整できた。とにかく順調」とビエトリーニ調教師。JCを最後に引退し、北海道千歳市の社台ファームで繁殖入りすることが決まっている。(夕刊フジ)