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〈美浦トレセン〉
新種牡馬ビーチパトロール産駒のJRA初勝利を飾ったシーウィザード。マイペースの逃げに持ち込み、2着馬とは半馬身差だったものの、3着馬にはさらに5馬身差をつける快勝だった。「前走後は一度、短期放牧に出て、帰厩後も順調です。条件替わりは特に問題なさそう。上積みもありそうです」と水出助手。
グラニットは福島の芝1800メートル未勝利戦を3馬身差で逃げ切り。嶋田騎手は「先週の追い切りで、だんだんと良くなってきていると感じました。センスのいい馬なので、周りを見ながら運べそう。チャンスはあると思うので、頑張りたいです」と気合十分だ。
ロードディフィートはデビュー2戦目で順当勝ち。「帰厩後は暑さがこたえていた感じだったけど、先週くらいから良くなってきた。距離延長は問題なく、むしろマイルのほうがいいのかも」と田中助手。
〈栗東トレセン〉
タマモブラックタイは、小倉で芝1200メートルの新馬戦を勝った。西原助手は「先々は長いところで、と思っていたなか、1200メートルでも頑張りました。乗り手に従順で折り合いもつきやすく、自在性もあるのでマイルは合いそうです」と期待を寄せた。
アイスグリーンは、小倉で芝1800メートルの未勝利戦を勝った。池添学調教師は「成長の余地を残しつつやってきましたし、先々まで楽しみです。今回も具合がいいので予定を切り替えて挑むくらい。賞金をここで加算できれば」と力を込めた。2歳未勝利戦Vから5連勝で葵Sを勝利するなど、早くから活躍した半姉ディアンドルに続くか。