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オークス13着から巻き返しを図るウォーターナビレラは、武豊騎手を背に札幌芝コース単走で5ハロン68秒9-11秒8。前半は外ラチ沿いを洋芝の感触を確かめるように進み、直線は馬場の真ん中からグングンと加速。馬なりのままシャープな伸び脚で、調教評価は最高の『S』となった。
「時計は予定通り。気持ち良さそうに走っていたね。大きく変わった感じはないけど、滞在で落ち着いているのはいい」と兄・豊騎手は好感触を伝える。弟・幸四郎調教師も、「順調にきているしいい動きだった。距離の1800メートルも大丈夫。ただ、スタンド前の発走なのでそこだけ少し不安はあるかな。古馬相手になるが、そのぶん(斤量は)軽いし、普通に競馬すればいいレースができると思う。秋よりもここが大事な一戦」と必勝を期している。(片岡良典)