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27日の阪神メインは高松宮記念の前哨戦「第66回阪急杯」。有力勢はここを始動戦に選んでおり、冬場に使われてきた馬にスポットを当てたい。サンライズオネストはOP初勝利をマークして勢いに乗っている。2度目の重賞チャレンジでどんな走りを見せるか。
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初めてスプリント戦に出走したカーバンクルSは中団を追走。直線で外から鋭く伸びて鮮やかに差し切った。昨年10月に昇級戦でいきなり重賞に挑戦した富士Sは11着に敗れたが、その経験が前走の勝利につながったと河内調教師は分析する。
「富士Sで強い馬にもまれたことで力をつけた。馬が自信を持ったようで、調教の動きにもそれが表れている」
もともとけいこ駆けするタイプながら、ここ2週の坂路では10日に4ハロン49秒5をマークしたのに続き、1週前追い切りの16日には武豊騎手を背に4ハロン48秒2の超抜時計を馬なりで叩き出した。
「動きは抜群だった。状態は申し分ない。現時点で距離は1400メートルがベストだと思うし、このコースでは勝ち星がある。どんなレースをしてくれるか楽しみだ」と指揮官のトーンは上がるばかり。重賞ウイナーの仲間入りを果たし、GIへ突き進む。(夕刊フジ)
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