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【ダブリン17日】愛オークス(GI、芝・右2400メートル、創設1895年)がカラ競馬場で8頭によって争われ、ディープインパクト産駒で日本生まれのスノーフォール(愛=A・オブライエン)が英オークスに続いて圧勝した。英愛両オークス制覇は2017年エネイブル以来、史上15頭目となった。
R・ムーア騎手とコンビを組んで断然の1番人気に推された同馬は中位のインを進み、残り400メートルで先頭に立つと、その後は独走で、ゴールでは2着ディヴァインリーに8馬身半差をつけていた。史上最大の16馬身差だった英オークスには及ばなかったが、1905年ブレイクスタウンの10馬身差に次ぐ愛オークス史上2位の着差だった。
タイム2分34秒36(良)。優勝賞金23万2000ユーロ(約3016万円)。通算10戦4勝、GIは2勝目。2歳時は(3)(8)(1)(4)(5)(9)(8)着と振るわなかったが、今年に入って一気に本格化して3戦全勝となった。
英ブックメーカー大手のウィリアムヒル社の凱旋門賞(10月3日、仏パリロンシャン、GI、芝2400メートル)のオッズは他2頭と並ぶ1番人気6倍だったが、今回の勝利で単独トップの5倍になった。次はヨークシャーオークス(8月19日、英ヨーク、GI、芝2370メートル)で年長馬と初めて対戦する予定だ。